今年も狂犬病の予防接種の時期となりました。
飼い主のみな様のお宅に、各市町村から集団接種の会場と日時のお知らせが届いておられると思います。
狂犬病予防接種は、皆様ご存知の通り、「狂犬病予防法」という法律により接種が義務付けされております。
しかし、私個人の考えとしては、全ての犬が、必ず接種しなくてはいけないとは思っておりません。
7歳を過ぎた高齢犬・混合ワクチンを接種し、過去にアレルギーもしくは体調を崩した事のある犬など、何か心配要因のある犬には必ずしも接種しなくても良いのではないかと考えております。
そこで、このように、何か心配要因のある犬を飼っておられる飼い主様には、ぜひかかりつけの動物病院の先生と相談をされてから接種を決めて頂きたいと思います。
出来れば全ての飼い主様に動物病院で接種して頂きたいのですが....
接種期間は4月から6月までだそうです。
さて、狂犬病の予防接種、初めて接種する時は登録申請も一緒にしなくてはいけませんが、犬の登録は...とお考えの方、確かに料金は決して安いものではありませんね
そこで、動物病院で予防接種だけをしてもらうことをお勧めします。予防接種の証明書をきちんと保管されておけば、登録はいつでも出来ます。
「人(飼い主様)と犬(愛犬)が安全で健康に暮らす」為には、やはり、予防接種は受けて頂きたいと思います。
日本では50年、この病気の発生報告はありません。ですが、陸・海・空の交通機関が便利になった昨今、動物等の検疫も強化されてはおりますが、絶対に日本に入って来ない。とは言い切れないと私は考えております。
皆様には、狂犬病を防ぐために正しい知識とご判断のもと、接種をして頂き、愛犬を守って頂きたいと思います。